涙スイッチの件について
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久しく感動して涙を流していない、いいちこです。
今回は旦那氏の涙スイッチについて書きます。
まずは下の4コマをご覧ください。
つい先日の出来事ですが、私は衝撃を受けました。
コナンの通常回(スペシャルとか映画版ではない)だったのですが、どうも旦那氏的にはその回のオープニングに入る前の3分間くらいのところがツボらしく泣いていました。
ちなみに、その部分の内容としては、海外のテニスプレーヤーをコートの外からコナンが流暢な英語で励ますというもの。試しに巻きもどして同じ箇所を何回か見せましたが、旦那氏が何度も泣くのでマジか…となりました。
旦那氏にその涙の種類は何かと聞くと「感動」の涙だそうです。
涙スイッチ
涙には色んな種類があります。悔し涙、悲しい涙、感動の涙、痛くて思わず出る涙、笑い過ぎて出る涙…あくびしただけでも涙は出るし流そうと思えば案外すんなり流せるものだったりします。
普段からあくびばかりして涙している私ではありますが、感動して流す涙ってなかなか日常においてはなかったりします。
昔は本やマンガを読んでも感動して泣いてたし、映画を観ても何だかジ~ンときたりして気付いたら泣いていました。それなのに今となっては感動して泣くことがほとんどなくなりました。
自分の結婚式で最後に家族にあてた手紙を読んだ時ですら涙が出てきませんでした。
何でこんなにも涙スイッチが入りにくくなったのでしょうか?
感動の涙スイッチが入らない理由
その1.心が汚くなった
年齢を重ねるにつれて、嫌なところばかり目につくようになっていきます。
小さな頃には気付かなかったあんなことやこんなこと…そんなこと知りたくなかった!ということもたくさんあります。
そんな嫌なところや汚いところを見ていくうちに知らず知らずのうちに自分の心も汚れていたりして。たまに子どもの無邪気な言動を見てハッとすることがたまにあります。
どうにかして心を浄化したくて泣ける映画を観るも、泣けなくてモヤモヤ。。
「本当にこの映画泣けるのか?泣いてる人がいたらどこが泣けるか教えてほしいわー」と、なるあたりで心の浄化は不可能な気がしています。
その2.人前で泣くのが恥ずかしくなった
「あぁーーーっ!いま!今、結構グッときてて泣きそうだ!!」という瞬間、1人だったら泣くのに近くに誰かがいると泣けないんですよねぇ。
映画館で誰かと一緒に映画を観ていて感動するシーンが来ても暗闇に乗じて泣くということが何故か出来ない…私の涙なぞ誰も見てやしないとは分かっているのですが。
私は誰かが感動して泣いていても「やーい泣いてやんのー!」と小馬鹿にしたりしません。自分が泣いていたということを指摘されたくないので私も出来るだけ指摘しないようにはしますが、たとえば自分が泣いた時に「さっき泣いてたね」なんてことを軽くでも言われた日にはもう二度とその人と一緒にいる時は泣かないと心に決めることでしょう。
その3.感受性が鈍った
これは、結構あると自分の中で思っています。美大生の頃と今を比べるともう雲泥の差。美大生の頃は色んな作品を鑑賞しようと心掛けていたし、美大という場所柄色んな人から刺激を受けていました。卒業してしばらくは美術館に足を運んだりしていましたが、今ではぱったりなくなってしまいました。
美術館に行くのは作品を観るためというのが7割、一緒にいる人と作品に対して話すためというのが3割という気持ちでいたため必然的に美大関係の人と一緒に行くことが常でした。旦那氏と結婚してからは美術館行かなくてもお酒飲めたらハッピー!という当時、美大生の私がもっとも恐れていたお気楽脳になってしまった為、必然的に作品に触れる機会が激減してしまいました。別に旦那氏のせいではないけども!
やはり、そういう機会が減ると考えたり自分で手を動かして作るということをしなくなるのでどんどん感性や感受性が衰退してしまいます。
最後に
今では「涙活」という能動的に涙を流す時間を設けて心のデトックスを図ろうという活動もあるくらい、涙を流すというのは大切なこととされているようです。泣くのって結構体力を使いますが、その分すっきりしますからね~。ある意味、汗を流すことと同じなのかもしれません。
泣かないぞ!と強がったり、こんなんじゃ泣けない!などと文句を言わず感動的なものに出会えた時には心を無にして純粋な気持ちでいないといけないんじゃないかなぁと思いました。なかなか難しいとは思うけれど。もう、みんな泣いてたら自分もつられて泣くとかでもいいと思うんです。誘い涙的なね!
1度でも感動して泣けると、旦那氏のようにこれがスイッチ!というものが出来てそれを見る度に自然と涙が出てきて心のデトックスが出来るかもしれませんね。私もそんなスイッチが欲しい~涙活のサイトで探そうかしら。。
これ、泣けるからおすすめだよ!っていうものがあったらぜひ教えてください…!
それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました!