満員電車に乗ったときの恐怖体験の件について
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満員電車では網棚に乗りたい、いいちこです。
今回は、満員電車に乗ったときの恐怖体験について書きます。
ケガしたときの痛い話を書くので苦手な方はご遠慮ください。
昨日の台風の影響で通勤や通学が大変だったという方、多かったかと思います。
私の会社はたとえ槍が降ろうが大地震が起きようが特に緊急連絡なんてものは来ない通常出勤奨励の風潮なので台風の1つや2つでそれが覆るわけもありませんでした。
災害時の電車には気をつけろ!
Twitterで駅の利用客のツイートを見ていて案の定、「満員すぎて電車に乗れない!」というものや「まったく電車が来ない!」という阿鼻叫喚が聞こえてきたのでおとなしくお昼近くになってから出勤しました。
何かあると困るから2時間前に家を出るとかっていう考えがそもそもないので昼出勤なんて意識が低いっていうのはまず間違いないです。
でも、それとは別に絶対に乗りたくない理由があります。それは痴漢に遭いやすいからというのもありますが、第一に大ケガする可能性が高いからです。
というのも、私は過去に人身事故によって超満員になった電車に乗った時に電車とホームの間の隙間に落ちて大ケガしました。
そうそう、この隙間。
こんな隙間、子どもくらいしか落ちないだろうって思うじゃないですか。
私もそう思っていたんですけど、意外と落ちるもんなんですよこれが。
私が落ちたときの状況
当時、私は大学生で1限の授業に出るために電車に乗っていました。
ちょうど乗り換え駅に着いたとき、人身事故が起きて上下線とも運転見合わせ。
降車した駅は他車線の乗り入れがないところだったため大学へ行く電車を待つか帰宅するかの2択しかありませんでした。
自宅と大学が遠かったこともあったので、あと5駅くらい乗れば大学に着くところまで来たのに引き返せないという気持ちが勝りました。
20分ほど待って来た電車は乗客の熱気で窓が曇っていてドアがミシミシと音を立てていました。
これに乗ればギリギリ1限に間に合う!と、思い乗り込みました。
私の後ろの人で駅員さんが「次の電車に乗ってくださーい」と切り離したため私はドア前に入る形になりました。
車内にいた時の状態
めちゃくちゃに前から押し込まれて、さらに後ろの乗客からの圧力でお腹と背中がくっつきそうになりました。内臓が出ちゃいそうでした。
おまけに熱気と臭いで吐き気もしてました。
早く着け、早く着けと目をつぶりながら念じて揺られていると次の駅のアナウンスが聞こえてきて一安心。一旦降りるために鞄を強く握って体勢を整えました。
次の駅に着いた!
駅のホームが見えてきて電車がホームに滑り込みました。ドアからはたくさんの人が並んでるのが見えて、出来れば今の車内の人が一気にいなくなってくれないかな、無理なら霧散してくれなんて思っていました。
そして、停車してドアが開いた瞬間
ものすごい勢いで後ろから押されて私は体勢を崩してつまずきそのまま電車とホームの隙間に落ちました。
上体だけ出た状態になり何とか片足を出しましたが背後から押し寄せる人並みで蹴られまくり結果的に右足だけが挟まった状態になりました。
後ろから出てくる人はさらに押されて立ち止まることが出来なかったと思います。
足が挟まった状態のため身動きが取れないところに無理に前に押し出そうとする力が来るために挟まった右足の骨が軋む音がしました。
あっ、これ折れるな
と悟った瞬間、今まで生きてきた中で出したことのない悲鳴を上げました。
どれくらい叫んだか覚えていませんが、気づいたら近くにいたサラリーマン2人に抱えられて宙ぶらりんの状態でした。
そして、そのまま離してもらいましたが右足が使い物にならず片足立ち。
パニック状態で誰にともなくお礼を言って駅の医務室に行き事情を話しました。
救出されて
救急車を呼ぶか聞かれましたが、そんな大事にしたくないという気持ちがあったので断り20分ほど休ませてもらってから帰路につきました。
親に連絡をして病院に直行してレントゲンを取ってもらいましたが、幸い折れていませんでした。それでも、筋がおかしくなっていて結局、完治するのに1ヶ月くらいかかりました。
本当に悪夢みたいな出来事でした。。
最後に
…と、そういう経験をしたのでもうどんなに白い目で見られようが給料を控除されようが
無理して超満員の電車に乗るのはやめようと心に決めています。
もうね、本当にみんな無理しなくていいと思います。
お客さんとの打ち合わせに遅れちゃいけないっていう気持ちも分かるし、これを逃したら単位がって気持ちもよく分かります。
でも、ケガしてからじゃ遅いんですほんとに。
だからってじゃあ絶対に乗るなとも言えませんので、もし超満員の電車にどうしても乗らないといけないから乗るって時にはみなさん気をつけてくださいね…!
それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました!