【実体験】12個の仕事やバイトをやって色々わかった件について(後編)
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次の日には違う職場に平然といたりする、いいちこです。
今回は、私が今の仕事に就くまでにやってきた仕事やバイトのこと後半戦を書きます。
ちなみに前半戦はこちら。
やった仕事、バイトリスト(後編)
- 美術館のショップ店員
- 審美歯科の受付
- フードコートのホール
- 美術予備校の掃除
- 巫女さん
- 学習塾の受付事務
美術館のショップ店員
仕事内容
図録や展示関連商品の販売
当時の私の給料
時給890円
働いていて良かった点
・基本的な美術史の知識が身につく
・アーティストに詳しくなる
・ユニークなグッズを割安で購入できる
働いていて嫌だった点
・商品についてる値札シールをすべて手作りしないといけなかった
・ちなみに売上集計はその値札シールで管理していて超アナログだった
・人気のない展示の時はほぼ来客がない日も多々ある
やっていたことなど
ミュージアムショップの販売員ですね。レジはあるのに、売上集計は自作の値札シールという超アナログなところでした。 販売しているグッズがどれも可愛くて欲しいものがたくさんありました。展示にもよりますが、平日の昼間は来館者数が少ないこともあって店頭に立っていても声出し出来ないくらいには静かでした。すごく控えめに「いらっしゃいませ…」っていうような感じでした。従業員の方々がみんな優しく、面白い方ばかりだったのでお客さんがいない時におしゃべりするのがすごく楽しかったです。
期間によって展示が入れ替わるので、色んなアーティストを知るきっかけになりました。あと、その時々でやっている他の美術展情報にも詳しくなれます。美大生だったら楽しめる職業なんじゃないかなと思います。
審美歯科の受付
仕事内容
歯のホワイトニングに来た患者さんの受付、会計
当時の私の給料
月給25万円
働いていて良かった点
・無料でホワイトニングが出来る
・ホワイトニング製品を直接業者から購入出来る(効果がある製品を格安で購入出来る)
働いていて嫌だった点
・スタッフが女性のみ、かつギャル率が高くて陰キャのワイ浮きまくり
・先輩が個人的に業者から購入した金額を先輩が払ってくれないと新人がたてかえないといけなかった
やっていたことなど
ホワイトニングに来る患者さんの受付と案内、次回の予約の相談や電話対応をしていました。新人は月にホワイトニング製品30個を患者さんに販売しないといけないというノルマがありました。売り文句をノートに100個あげてそれを駆使して売り込めということでしたが、使ってもないのに100個もあげられないわけで…じゃあ実際買って使うかと言っても結構なお値段がするわけで…100個あげる前に辞めてしまいました。
ホワイトニングってその人の歯によって効果の出やすさって違うんです。なので、何回液材を塗ってライトを当ててもなかなか白くならない人もいます。保険適用外ということもあり1回あたりの値段がそう安くないので、白くなりにくい人で「いや、どうしても!」という人は歯の表面を削って白くする…という施術も患者さんが所望すればそうするというようなところでした。先輩とかそうやって白くしてましたが、私はそこまでして白くしたくはないなぁ…と。。
フードコートのホール
仕事内容
フードコートで下げられたトレーの回収、ゴミの回収、客引き
当時の私の給料
時給900円
働いていて良かった点
・頭を使わないので楽
・色んな国籍のスタッフがいて面白かった
働いていて嫌だった点
・ロッカーが男女共用だった
・立ちっぱなしでひたすら残飯処理をしていくので次第に気持ちが悪くなってくる
やっていたことなど
パン屋で毎日、パンの廃棄をしていたので残飯処理なんてお手の物と思っていましたが、やっぱ精神的にキツかったです…もう、食べものが食べもので感じなくなってくるんですよね。。ずっといたら拒食症になっちゃいそうでした。
私、接客業やってましたが何より苦手なのが客引きでした。なので、今でも街中で大きな声で客引きしている人を見ると尊敬してしまいます。そんな客引き苦手な私が客引きするもんだからまぁ、お客さんなんてあまり来ないわけで先輩の「やる気あんの?」っていう言葉を最後に辞めました。やる気あるけど、お酒飲んでテンション上がらないとハキハキと大きな声出せないんでね(ダメな奴)。
美術予備校の掃除
仕事内容
夏期講習、冬期講習後の教室の清掃
当時の私の給料
日給3000円
働いていて良かった点
・お弁当が無料、かつ残ったらさらにもらえる
・サボっていてもあまり怒られない
働いていて嫌だった点
・画材の汚れがとにかく取れにくい
・イーゼルや石膏像運びが苦行
やっていたことなど
夏期、冬期の区切りで大掃除をするのですがみんな見知った人たちなのでワイワイ騒ぎながら適当に掃除をします。歴代の先輩たちも適当に掃除していたことで汚れがなかなか落ちないで引き継がれていってる気がしました。
最終的に床が濡れていればOKなんじゃないかってくらい掃除判定が緩かったので、まぁ遊んでバケツひっくり返してモップで拭いたら終わりですよね。抜けだして売店で買い食いしたり屋上で遊んだりして楽しかったです。アオハルかよ。
巫女さん
仕事内容
おみくじ、お守り、お札の授与、祈祷受付
当時の私の給料
日給1万円
働いていて良かった点
・参拝客に敬われる(何故か私を拝む人がいた)
・座りっぱなしなので疲れない
働いていて嫌だった点
・用を済ませるのに一苦労(装束の着脱が大変)
・紅白も、ガキ使もリアルタイムでは見られない
やっていたことなど
これ、かなりみなさん興味あるんじゃないでしょうか。私はかれこれ5年くらい年末年始に地元の神社で巫女さんをやっていました。もう5年もすると地元の参拝客の顔を覚えるので毎年恒例って感じでしたね。毎日のお勤めの始めと終わりには必ず神様に手を合わせます。やはり1月1日が一番忙しく、3日の夕方には参拝客も少なかったです。
私のいた神社は縁結びのお守りが真っ赤で可愛い感じなので、小さい女の子とか欲しがると両親が「まだ早い!!」って止めてるのをよく見かけました。縁結び=恋愛ってイメージを持ってる方って多いかもしれませんが、恋愛だけでなく人と人との繋がりはすべて縁によるものなので全ての良縁を祈願して縁結びのお守りを持つというのが正しいんです。なので、小さな子でも「素敵なお友達と出会えますように」ということで持っても良いんですよ~…って、説明してました。巫女さんっぽいでしょ?w
学習塾の受付事務
仕事内容
学習塾の受付、事務処理、教室整備、教材販売
当時の私の給料
月給16万円
働いていて良かった点
・子ども嫌いが直った
・昼出勤なので毎朝ゆっくり起きられる
働いていて嫌だった点
・受験が近付くにつれて異様なまでに校舎全体がピリピリする
・就業終了時間が遅いので基本、飲みに行けない(行けても1杯で終了)
やっていたことなど
学習塾の受付対応なので、保護者対応と講師対応に追われていました。私がいた校舎はその塾では県内で一番大きいマンモス校だったのですが、いやぁもう大変。子どもに付随してくっついてくる保護者がすごい数で大変。モンスターペアレントも普通にのさばっているから大変変態。先輩にワイ、いびられまくるデストロイな日々でマジ大変。そして塾講師と先輩が不倫してたからんもう超大変。みんな何なんだ!!って思ってました。。
子どもの成績が上がらないなら、分かるんですけど「この前のテスト、前より5点落ちててどういう授業やってるんですか!!」とか言ってる保護者とか見るとここの子どもはきっと心に闇を抱えて生きていくんだろうな…と。いい学校行っても最終的にはその子次第ですからね。成績じゃなくてその子の人生経験を豊かにしてあげるのが一番だってことがわかりました。この職場に行く前は、身近に子どもがいないこともあって本当に子どもが苦手で自分の子どもなんて絶対いらないと思ってましたが嫌が応でも対応せざるを得ない状況で接してたら苦手意識がなくなりました。でも、自分に子どもが出来たらここの塾には通わせないと心に決めましたね。
最後に
後半戦いかがでしたでしょうか。もうね、1個1個思い出すだけで目から汗が出てきますよほんと…12の職場を転々としましたが最終的に完璧な職場ってこの世にはないんじゃないかなと思いました。何かしら問題があって、でもその分いいこともあってその割合がどっちに傾いてるかで自分の中でその職場が良いか悪いかが決まるので一概に口コミだけでは判断できないよなぁと。働いてみてダメだったら次!ってすぐに切り替えて色んな仕事をやってみると見えてくるものってたくさんあります。そして、いつかどこかでその時のことが活かされる日が来ます。なので、私は転職大賛成派です。もし、迷ってる方がいたら一度、パーッと辞めて別の仕事をやってみると新しい世界が見えるかも…?
それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました!